わけのわからない駅名が並ぶモノレールを経て、
やっとこさ、羽田空港に到着。
今回は、タイ空港でバンコク経由で、目的地であるプノンペンに向かう。
チェックインカウンター、それほど混んでなくてよかった。
スムーズにチェックインを終え、
この新しい羽田国際空港の中はどんなものかと、とりあえず2階へ。
こういうものを設置しちゃって、
外国人向けだろうか。
日本人でも違和感あるし。
おお、なつかしや。
中学の就学旅行で、これ、定番のおみやげだったね。
やりたいことはわかるが、
なんか妙な違和感。
いいかげん見飽きたところで、いざ。
久しぶりに見る飛行機。
なんてことはないが、思わずシャッターを押す。
あっという間にゲートに到着。
コンパクトでいいね、この空港。
待っている乗客にも特に違和感はない。
待っている間、暇なので、
うろうろしながら写真を撮る。
ここまで来ると、他に特にこれといって撮るものがない。
機内で撮影するわけにもいかないだろうから、
写真はないのだが、バンコク行きのタイ航空の機内食でタイカレーを食した。
これが機内食にしては、けっこうボリュームがあったのだが、
そのほかにも、やたらいろいろでてきた。
まずスナックと飲み物、飲み物は当然シンハビール。
その後、タイカレーで、途中いろいろ飲み物をせっつかれて、
最後のほうには、なぜかサンドイッチ(東南アジア品質)がでてきた。
ところで、このバンコクの空港、
無意味にやたらだだっ広くて、殺風景…
雰囲気は、どことなくフィリピンのマニラ空港を思わせる不気味さがあるが、
バンコクのは、とにかくだだっ広い。
タイ語表記ばっかで、わかりずらいし。
いろいろ空港スタッフに聞きながら、
乗り換え用の通路に辿り着くが、ここでもなぜか荷物検査。
細々とした寂しい荷物検査だが、直接手荷物の中身をチェックされ、
なぜかシャンプーを取り上げられた。
(日本の荷物検査では何事もなかったのに)
しかも、タイに入国するわけでもないのに。
フィリピン以来の理不尽な仕打ちに会うも、
なんとかゲートまでたどり着いた。
バンコクからプノンペン行きのチケットのゲート欄が空白だったので、
バンコクの空港でいちいちボードで確認しなければならなかった。
タイ語と英語表記が交互に切り替わるボード。
英語表記に切り替わるタイミングで1ショット。
なるほど、深夜特急にも描かれていたとおり、
タイって、空港だけでもなんか独特の冷たいような変な雰囲気を感じる。
乗り換えで経由しただけのタイのことはともかく、
ちょっとしたタイの受難から逃れ、プノンペン行きの小型の飛行機に搭乗したのはいいが、
まあ、1時間強程度のフライトで、いちいち指摘するのもあれだが、
ここで出てきた機内食がわけがわからんかった。
紙パックが配布され、その中身は、
小さいゼリーの容器に入ったソフトドリンクが、なぜか2種類。
味は、飲んだ後惨めな気分になるような、ちょっと今まで味わったことがないようなお粗末なものだった。
それと、しおれたレタスがベースの少量のサラダに、
あまいライスのようなものが微量。
カンボジア行きだからって、なめられてんのか。
なんともいえない嫌な気分になりながら、その間何をするでもなく、
うとうとしてるうちに、あっという間に夜の闇に包まれたプノンペンの地に
降り立つのだった。